2022/11/27 (日) 17:50

日本の伝統的な壁の材料「しっくい」を使って色とりどりの泥団子を作るイベントが小城市で開かれました。

キラキラと光る鮮やかな泥団子。表面には壁の材料として使われる「しっくい」が塗られています。
このイベントは泥団子作りの魅力や「しっくい」について知ってもらおうと西九州大学短期大学部が開いているもので、約20人の親子が参加しました。
参加者たちは、絵の具を混ぜたしっくいを泥団子に塗り重ねた後ビンのふちで磨きながら思い思いの泥団子を完成させていました。

【参加した女の子】
「楽しい。くるくる回すところ」
【西九州大学短期大学部 幼児保育学科 春原淑雄准教授】
「ひとつのものを頑張って作り上げることを経験してほしい。色々な世代の人と交流しながら活動する楽しさを体験してほしい」

この泥団子はしっくいをこすって光らせる「磨き壁」という技法を応用して作られているということです。