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鳥栖の伝統芸能“宿の鉦浮立”4年ぶりの開催へ向け練習重ねる【佐賀県】
2023/04/21 (金) 18:19
新型コロナの影響で去年まで中止されていた鳥栖市の伝統芸能「宿の鉦浮立」。4年ぶりに復活することになり、地元の人たちが熱心に練習に励んでいます。
「宿の鉦浮立」は五穀豊穣や無病息災などを願い、鳥栖市宿町の船底神社で毎年4月29日に奉納されている伝統芸能です。
子供が叩く太鼓の音にあわせて、10人の男衆が重さ約10キロの鉦を上下に動かしながら打ち鳴らす勇壮な舞が見どころで、市の重要無形民俗文化財に指定されています。
江戸時代から伝わる鉦浮立は、戦後一時途絶えましたが1989年に地域住民によって復活し、現在まで受け継がれてきました。
しかし、2020年から去年まで新型コロナの影響で中止されていて、今年は4年振りの開催となります。
参加する地元住民たちは、4月末の奉納へ向けて週に6日間ほど集まり、鉦や太鼓などの練習を重ねています。
これまで、鉦を打ったり太鼓を叩いたりするのは男性のみでしたが、担い手が減っていることなどを踏まえ、今年は子供たちによる太鼓3人のうち女の子が1人、初めて参加することになりました。
Q.やってみてどう?
【鳥栖北小学校3年生 實本翼さん】
「楽しい」
Q.どんなところが楽しい?
「叩くところ」
鉦浮立の世話人を務める武廣順一さんは、地域で受け継がれてきた伝統を守ることができると安堵の表情を見せています。
【宿の鉦浮立世話人代表 武廣順一さん】
「コロナでずっと開催していなかったので、拙い浮立になるかもしれないけれど何とか頑張ってかたちにしていきたいと思うので、見てもらえたらみんなの励みになるしありがたいと思う」
4年振りの奉納となる「宿の鉦浮立」。4月29日に本番を迎えます。
「宿の鉦浮立」は五穀豊穣や無病息災などを願い、鳥栖市宿町の船底神社で毎年4月29日に奉納されている伝統芸能です。
子供が叩く太鼓の音にあわせて、10人の男衆が重さ約10キロの鉦を上下に動かしながら打ち鳴らす勇壮な舞が見どころで、市の重要無形民俗文化財に指定されています。
江戸時代から伝わる鉦浮立は、戦後一時途絶えましたが1989年に地域住民によって復活し、現在まで受け継がれてきました。
しかし、2020年から去年まで新型コロナの影響で中止されていて、今年は4年振りの開催となります。
参加する地元住民たちは、4月末の奉納へ向けて週に6日間ほど集まり、鉦や太鼓などの練習を重ねています。
これまで、鉦を打ったり太鼓を叩いたりするのは男性のみでしたが、担い手が減っていることなどを踏まえ、今年は子供たちによる太鼓3人のうち女の子が1人、初めて参加することになりました。
Q.やってみてどう?
【鳥栖北小学校3年生 實本翼さん】
「楽しい」
Q.どんなところが楽しい?
「叩くところ」
鉦浮立の世話人を務める武廣順一さんは、地域で受け継がれてきた伝統を守ることができると安堵の表情を見せています。
【宿の鉦浮立世話人代表 武廣順一さん】
「コロナでずっと開催していなかったので、拙い浮立になるかもしれないけれど何とか頑張ってかたちにしていきたいと思うので、見てもらえたらみんなの励みになるしありがたいと思う」
4年振りの奉納となる「宿の鉦浮立」。4月29日に本番を迎えます。
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