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オスプレイ配備への工事始まる 24時間体制・毎日約100台の工事車両が往来する計画【佐賀県】

2023/06/12 (月) 18:40

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防衛省は、再来年6月末までの完成を目指しています。佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり、12日駐屯地の建設工事が始まりました。

【橋爪和泉アナウンサー】
「佐賀空港の西側です。工事車両が続々と集まってきました。これから建設工事が始まるとみられます」

12日午後3時半ごろに始まった、駐屯地の建設工事。まずは、作業員が関係者以外の立ち入りを禁止するフェンスなどを設置しました。

【川野優也アナウンサー】
「午後4時です。工事の開始を知らせる看板が設置されました。工期は再来年の6月30日までとなっています」

駐屯地の建設をめぐっては、防衛省が夜間や休日を含む24時間体制で作業するほか、1日あたり約100台の工事車両が往来する計画を示しています。

一方、現場には駐屯地の建設に反対する地元住民などが集まりました。

【建設に反対する住民】
「(工事を)ストップしないと。24時間のトラック運搬は防衛省の都合。そういうやり方で突貫工事したら住民は絶対いろんな問題が出る」

今後は工事用の道路の整備や排水処理のための仮設の調整池を設置し、その後、軟弱地盤を改良した上で、駐機場・格納庫などの建設に入る予定です。
オスプレイは千葉県木更津市への暫定配備の期限が2025年7月までとなっていて、防衛省は駐屯地建設の工期を6月30日までとしています。

【山口知事】
「工事を安全にということと、周辺環境に配慮をいただいて工事を行っていただきたい」
Q・夜間の工事について言うことは
「ありません。防衛省さんが配慮をするというのがどの程度のものなのかということ。そういったところを含めて考えなければいけないと思いますので今の時点でそれに対して申し入れることは考えていません」

一方、佐賀市の坂井市長は「防衛省に対し市民の良好な生活環境を維持し、市民の安心・安全な生活環境が確保できるよう、必要な対策と配慮を改めて求める」とコメントしています。

駐屯地が完成すれば陸上自衛隊のヘリコプターなど合わせて70機が配備されるほか、隊員700人から800人が配置される予定です。

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