2023/07/27 (木) 18:40

佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり、27日、千葉県木更津市の市議会議員が佐賀市を訪れ、駐屯地の建設工事の状況を確認するとともに、防衛省に、オスプレイの暫定配備の期限を守るよう要請しました。

27日、佐賀市の自衛隊佐賀地方協力本部を訪れたのは、千葉県木更津市の市議会議員7人です。
陸上自衛隊・木更津駐屯地には、佐賀に配備を計画しているオスプレイが暫定配備されています。
その期限は再来年7月までとなっていて、防衛省は佐賀市の駐屯地建設の工期を再来年6月30日までとしています。
議員は、佐賀市の駐屯地建設工事の状況を確認するとともに、防衛省に対し、木更津市の暫定配備の期限を守るよう要請したということです。

【木更津市議会 近藤忍議員】
「木更津の立場としては（暫定配備は）5年間の約束を守っていただきたい、ですので（暫定配備から）5年後に佐賀に移ってくれという話ではなく、5年間経ったら木更津から出て行っていただきたいということをちゃんと防衛省の責任においてやっていただきたい」

オスプレイをめぐっては、去年6月にアメリカで起きた墜落事故の報告書が公表されたことを受け、防衛省は飛行を見合わせています。