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新幹線フル規格化“県負担1400億円程度か” 県立大学設置は「座談会」開催へ【佐賀県】
2023/09/20 (水) 18:11
県が開学を目指している県立大学について、県は20日県民の意見を直接聞くため座談会を開くと発表しました。一方、山口知事は九州新幹線長崎ルートのフル規格化について、県の負担が1400億円程度になるとの認識を示しました。
【山口知事】
「佐賀県出身者が県内大学に進学した場合、県内就職に結びつく割合が高い。人材確保の観点から佐賀の県立大学の設置が有効」
県立大学について、県は基本構想の素案を示していて、山口知事は20日の県議会で改めて設置の必要性を強調しました。
一方、“大学の偏差値”については「あまり思考がいっていない」と述べ、重要視しない考えを示しました。
また県は、県民の意見を直接聴くため、「県民座談会」を開くと発表、10月1日から、佐賀市や鳥栖市など5カ所で予定しています。
一方、山口知事は整備方式が決まっていない九州新幹線長崎ルートの新鳥栖ー武雄温泉間について、「フル規格」の場合県の負担が1400億円程度になるとして、改めて難色を示しました。
【山口知事】
「私は県が直接負担する真水で1400億円程度になると思う。そういうようなことをして、本当にそこまでやるのかという問題提起をさせてもらう」
新鳥栖ー武雄温泉間をめぐっては県と国が“幅広い協議”で整備方式を話し合っていますが、今年2月を最後に半年以上開かれていません。
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