佐賀のニュース
20年後には姿を消す?カチガラス(カササギ)の保護を野鳥の会が県に陳情【佐賀県】
2023/11/01 (水) 18:24
県内での生息数が減っているとされるカササギについて、保護に取り組んでいる日本野鳥の会佐賀県支部はこのほど、県に保護活動への協力を求めました。
県庁を訪れたのはカササギの保護活動などに取り組んでいる日本野鳥の会佐賀県支部の宮原明幸支部長など4人で、県に保護活動への協力を求め陳情書を提出しました。
佐賀県の鳥「県鳥」に指定されているカササギは、約400年前の朝鮮出兵の際に鍋島の殿様が持ち帰ったといわれている鳥です。
カチカチという鳴き声から、県内では「カチガラス」と呼ばれ親しまれています。
会ではカササギの県内での生息数が年々減っており、このままだと20年後には佐賀から姿を消すと危惧しているということです。
【日本野鳥の会佐賀県支部 宮原明幸支部長】
「私たちの力ではどうしても守り切れないから行政の力を借りて何とか今いるカチガラスを現状維持というよりも元に戻す努力をしてもらいたいと思う」
県などによりますと2011年に電柱から撤去した巣は約4200個でしたが、去年は約半分になっていたということで、陳情書ではカササギの現状を把握する調査や、保護特区の設置などを求めています。
県庁を訪れたのはカササギの保護活動などに取り組んでいる日本野鳥の会佐賀県支部の宮原明幸支部長など4人で、県に保護活動への協力を求め陳情書を提出しました。
佐賀県の鳥「県鳥」に指定されているカササギは、約400年前の朝鮮出兵の際に鍋島の殿様が持ち帰ったといわれている鳥です。
カチカチという鳴き声から、県内では「カチガラス」と呼ばれ親しまれています。
会ではカササギの県内での生息数が年々減っており、このままだと20年後には佐賀から姿を消すと危惧しているということです。
【日本野鳥の会佐賀県支部 宮原明幸支部長】
「私たちの力ではどうしても守り切れないから行政の力を借りて何とか今いるカチガラスを現状維持というよりも元に戻す努力をしてもらいたいと思う」
県などによりますと2011年に電柱から撤去した巣は約4200個でしたが、去年は約半分になっていたということで、陳情書ではカササギの現状を把握する調査や、保護特区の設置などを求めています。
|
|
- キーワードから探す
佐賀のニュース
特集ニュース
日付を選択してください
DAILY NEWSランキング
こちらもおすすめ
全国のニュース FNNプライムオンライン
-
「殺処分」の印象が強い場所で優しさに触れた、老犬「福くん」の物語。保護犬・猫の命をつなぐ活動をするtamtamさんが新たな飼い主に求めること
2025/04/30 (水) 07:00 -
【コンサドーレ】2点ビハインドから粘りのドロー! 岩政大樹監督『連敗せず拾えた勝ち点』に手応え 札幌2-2長崎ー同点ゴールに「誰だかわからなかったのですが、走ってきたのが原だったので少し驚きました」
2025/04/30 (水) 07:00 -
「学校に行けると思うとうれしい」宮崎市に県内2校目の“学びの多様化学校”開校 不登校の子供たちに学びの場を
2025/04/30 (水) 07:00 -
ラトニック商務長官「1カ国と合意」国名は明かさず ベッセント財務長官「日本は選挙前に実績作りたいはず」
2025/04/30 (水) 06:59 -
病気等の子供や家族に充実した時間を…『こどもホスピス』開設目指すシンポジウム 売上が活動資金となるTシャツ等販売
2025/04/30 (水) 06:50