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佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備 参議院外交防衛委員会が駐屯地など視察 市と意見交換も【佐賀県】
2024/02/20 (火) 18:40
佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備をめぐり参議院の外交防衛委員会が駐屯地などを視察し、配備先の佐賀市と意見交換しました。
佐賀空港の西側で工事が進む駐屯地の視察に訪れたのは、参議院外交防衛委員会の委員9人です。
9人は空港のデッキから工事の進捗状況や配備後の運用などを確認。
委員から「オスプレイが全機飛行停止しているが再開できない場合、格納庫の使い道はどうなるのか」という質問に対し、九州防衛局の江原局長は「今のところはオスプレイを入れることになっている」と述べるに留めました。
九州防衛局によりますと、1月末までに土砂の搬入は約50%完了しているということです。
現在は、8階建ての隊庁舎の基礎工事や、雨水の一時貯留池などの排水施設の工事が進んでいます。
【小野田紀美委員長】
「きょうは忌憚のないご意見を市長をはじめ関係者の皆さまからいただきまして、それぞれのご意見・ご要望に対して意見交換ができたらありがたいなと思っております」
その後、委員は駐屯地が立地する佐賀市の坂井市長などを訪ね、約30分にわたり、非公開で意見を交わしました。
終了後、坂井市長は。
【佐賀市 坂井英隆市長】
「オスプレイ運用にあたり、騒音などの懸念に関する質問がありました。問題が生じないようにしっかり(防衛省と佐賀市の)合意事項の遵守・確認を引き続きやっていきたいと申し上げました」
防衛省はオスプレイ17機の配備に最低限必要な工事を来年6月末までに完了する計画です。
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