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新型コロナ感染ピーク過ぎるも”お盆期間”突入…相談必要な際は“保健所”に【佐賀県】

2024/08/12 (月) 18:19

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新型コロナの1医療機関あたりの感染が一時、全国で最も多くなった佐賀県。ピークはすぎたとみられますが、多くの医療機関が休診となるお盆期間、専門家はうがいや手洗いなどの励行を呼びかけています。

【佐賀大学医学部附属病院感染制御部 青木洋介教授】
「今まで打ったワクチンに対するワクチンの予防効果がちょっと効きにくい株。人間への感染力が非常に強い。多くの人が(症状が)軽くて済むがたくさんの感染者が出やすいこれが「KP.3」の特徴」

県内で先月29日からの1週間新型コロナへの感染が確認されたのは1085人。1医療機関あたりの感染者は27.82人と3週連続で全国最多となっています。
一方、前の週と比べると県内の感染者は139人下回り8週間ぶりに減少に転じました。
感染症の専門家佐賀大学医学部附属病院の青木洋介教授は「新型コロナの感染者はピークを超えた」と分析しています。
このほか、乳幼児を中心に流行する夏場の感染症・手足口病は209人の感染を確認。1医療機関あたりで9.09人となっていて県内には引き続き「流行発生警報」が発表されています。
また、夏風邪のひとつヘルパンギーナは先月、1医療機関あたりの患者が全国で最も多い4.87人を記録。こちらも流行が続いています。
交流の機会が増えるお盆期間。専門家はうがいや手洗いなど基本的な感染対策を継続することが重要と話します。

【佐賀大学医学部附属病院感染制御部 青木洋介教授】
「やっぱり疲れをためると感染しやすくなるので、適度に、あまり熱波にやられないよう空調をきかせて体調が悪いなと思う時は早めに(医療機関を)受診する。自宅での過ごし方は“夏の過ごし方そのもの”でいい」

お盆期間、多くの医療機関が休診となりますが、県は「保健所に連絡すれば相談内容に応じて医療機関を紹介する」としています。
●佐賀中部保健福祉事務所 0952-30-1321
●鳥栖保健福祉事務所 0942-83-2161
●唐津保健福祉事務所 0955-73-4185
●伊万里保健福祉事務所 0955-23-2101
●杵藤保健福祉事務所 0954-22-2103
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