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県内初「少壮吟士」平野松草さん 漢詩や和歌を独特の節回しで吟じる吟詠指導者の最高位【佐賀県】

2025/01/24 (金) 17:20

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漢詩や和歌を独特の節回しで吟じる「吟詠」の指導者に与えられる最高位の栄誉「少壮吟士」が県内で初めて誕生し、このほど県庁で喜びを報告しました。

【県内初の「少壮吟士」吟道佐賀松風会所属 平野松草さん】
「今までは審査を受けるまでがゴールだったが、また再出発ということかなと思っている」

このほど県庁を訪ねたのは、県内で初めて「少壮吟士」に認定された平野松草さんと所属する吟道佐賀松風会の寺町松博会長です。
「少壮吟士」は日本吟剣詩舞振興会が吟詠の芸術的向上を図り将来を担う人材を育成するために設けたもので、指導者に与えられる“最高位の栄誉”といわれています。

35歳から55歳までが受けられる審査で、平野さんは九州地区の推薦を受け審査会では見事合格、これまでの審査コンクールで2回の入選を果たしていたことから「少壮吟士」に認定されました。
「少壮吟士」は現在平野さんを含め全国で47人が認定されているということです。

【県内初の「少壮吟士」吟道佐賀松風会所属 平野松草さん】
「詩吟って硬いよね、とにかく大きな声でうたうよねというイメージがあると思うが、“(きいていて)気持ちいい”と、私は子守歌みたいに思う。そういう、うたをうたえるようになりたい」

平野さんは会の会員がコンクールや大会で好成績を残せるよう、これまで以上に指導に力を入れるほか、若い層を取り込めるよう活動を広げていくということです。
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