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佐賀競馬から2人の新人ジョッキーがデビュー 夢を叶えスタートを切った2人を取材【佐賀県】
2025/04/17 (木) 18:40

4月5日、鳥栖市の佐賀競馬場で2人の新人ジョッキーがデビューしました。憧れの騎手となる夢を叶えトップジョッキーを目指しスタートを切った2人を取材しました。
この春、佐賀競馬場で2人の新人ジョッキーがデビュー、長谷川蓮騎手と、林悠翔騎手です。
初戦は7着と6着というほろ苦い結果となりましたが、幼いころから憧れていた騎手になるという夢を叶えました。
【長谷川騎手】
「緊張していたが意外とゲート切ったら一瞬で終わってしまってという感じ」
【林悠翔騎手】
「緊張するかなと思っていたが案外落ち着いて乗れて自分なりに考えながら乗ることはできた」
【長谷川蓮騎手】
「耳がこうピンって絞っていると怒っているサイン、こうやって起きていると優しい心開いている」
Q近づいたら顔出してくる?「そうです。こういうところがかわいい」
宮崎県出身の長谷川蓮騎手21歳。
【長谷川蓮騎手】
「実家が馬の生産育成の牧場をしていて、小さい時から身近に馬がいる環境で育って自然と騎士を目指すようになりました」
地元の高校を中退し、幼いころから関わりのあった東眞市きゅう舎の厩務員として2年半ほど勤めたあと、専門の育成学校へ通い騎手免許を取得しました。
【長谷川蓮騎手】
「人懐っこい馬は普通にこうやるんですけど、ビビリな馬とかだったりあったらあんまり怒っちゃってもビクビクしちゃったりするんで、慎重に馬に合わせて扱うようにしています」
長谷川騎手の強みは他の新人騎手より「馬の扱いに慣れていること」。幼いころから馬に触れ、実家の牧場で新しい馬を人や馬具に慣れさせる「馴致」の経験をしてきたことで培われたといいます。
【調教師 東眞市さん】
「経験だいぶ積んでいるので新人の騎手に比べるといいところだと思う。いいものを持っているから全国に通用する騎手になってほしい」
【林悠翔騎手】
「馬に乗って一体になってすごいスピードで応援されている姿がかっこいいなと思って」
もう一人の新人、福岡県出身の林悠翔騎手17歳。中学校を卒業後、騎手の学校へ入り試験に合格して佐賀競馬へやってきました。幼いころに見たジョッキーの姿に憧れを持ったことがきっかけで小学生から乗馬を始め騎手を目指しましたが…。
【林悠翔騎手】
「(馬の扱いが)全然わかんないぐらいだったので学校に入ってすぐ自信なくしてつらかった時期はありました」
乗馬とは馬の扱い方が違い、とても苦労したといいます。しかし、入ったからにはやるしかないと踏ん張り騎手免許に合格。夢をつかみ取りました。
【林悠翔騎手】
「憧れは師匠でもある鮫島先生。調教すごく丁寧で、馬がすごく良くなる調教をしっかり考えてしているなと感じる」
林騎手のいまの憧れは所属するきゅう舎の調教師・鮫島克也さん。騎手時代は「キングシャーク」の名で知られ、通算5000勝以上を挙げた佐賀競馬を代表するレジェンドジョッキーです。
【林騎手と鮫島さん】
「後ろをどのくらいついてくるか、感覚で分かるようにならないと」
「足音とかで分かるようになる?」
「足音もやけど、乗った感じで分かるようになる」
鮫島さんの背中を見て林騎手は丁寧な調教をする意識を強く持つようになったといいます。
【調教師・鮫島克也さん】
「(林騎手は)真面目で調教も一生懸命取り組む。ジョッキーになったからには牧場の関係者・馬主・調教師・みんなに信頼されるような好かれるジョッキーになってほしい」
夢を叶え騎手として出走ゲートを飛び出した長谷川騎手と林騎手。
4月5日・12日にはそれぞれ念願の初勝利をあげました。2人の歩みは始まったばかりです。
【長谷川蓮騎手】
「厩務員・調教師・馬主、みんなの思いを背負ってレースに向かうので1つでも上の着順を目指して全力で頑張りたい」
【林悠翔騎手】
「たくさん乗せてもらって、たくさん勝って、多くの人から必要とされる騎手になりたい」
この春、佐賀競馬場で2人の新人ジョッキーがデビュー、長谷川蓮騎手と、林悠翔騎手です。
初戦は7着と6着というほろ苦い結果となりましたが、幼いころから憧れていた騎手になるという夢を叶えました。
【長谷川騎手】
「緊張していたが意外とゲート切ったら一瞬で終わってしまってという感じ」
【林悠翔騎手】
「緊張するかなと思っていたが案外落ち着いて乗れて自分なりに考えながら乗ることはできた」
【長谷川蓮騎手】
「耳がこうピンって絞っていると怒っているサイン、こうやって起きていると優しい心開いている」
Q近づいたら顔出してくる?「そうです。こういうところがかわいい」
宮崎県出身の長谷川蓮騎手21歳。
【長谷川蓮騎手】
「実家が馬の生産育成の牧場をしていて、小さい時から身近に馬がいる環境で育って自然と騎士を目指すようになりました」
地元の高校を中退し、幼いころから関わりのあった東眞市きゅう舎の厩務員として2年半ほど勤めたあと、専門の育成学校へ通い騎手免許を取得しました。
【長谷川蓮騎手】
「人懐っこい馬は普通にこうやるんですけど、ビビリな馬とかだったりあったらあんまり怒っちゃってもビクビクしちゃったりするんで、慎重に馬に合わせて扱うようにしています」
長谷川騎手の強みは他の新人騎手より「馬の扱いに慣れていること」。幼いころから馬に触れ、実家の牧場で新しい馬を人や馬具に慣れさせる「馴致」の経験をしてきたことで培われたといいます。
【調教師 東眞市さん】
「経験だいぶ積んでいるので新人の騎手に比べるといいところだと思う。いいものを持っているから全国に通用する騎手になってほしい」
【林悠翔騎手】
「馬に乗って一体になってすごいスピードで応援されている姿がかっこいいなと思って」
もう一人の新人、福岡県出身の林悠翔騎手17歳。中学校を卒業後、騎手の学校へ入り試験に合格して佐賀競馬へやってきました。幼いころに見たジョッキーの姿に憧れを持ったことがきっかけで小学生から乗馬を始め騎手を目指しましたが…。
【林悠翔騎手】
「(馬の扱いが)全然わかんないぐらいだったので学校に入ってすぐ自信なくしてつらかった時期はありました」
乗馬とは馬の扱い方が違い、とても苦労したといいます。しかし、入ったからにはやるしかないと踏ん張り騎手免許に合格。夢をつかみ取りました。
【林悠翔騎手】
「憧れは師匠でもある鮫島先生。調教すごく丁寧で、馬がすごく良くなる調教をしっかり考えてしているなと感じる」
林騎手のいまの憧れは所属するきゅう舎の調教師・鮫島克也さん。騎手時代は「キングシャーク」の名で知られ、通算5000勝以上を挙げた佐賀競馬を代表するレジェンドジョッキーです。
【林騎手と鮫島さん】
「後ろをどのくらいついてくるか、感覚で分かるようにならないと」
「足音とかで分かるようになる?」
「足音もやけど、乗った感じで分かるようになる」
鮫島さんの背中を見て林騎手は丁寧な調教をする意識を強く持つようになったといいます。
【調教師・鮫島克也さん】
「(林騎手は)真面目で調教も一生懸命取り組む。ジョッキーになったからには牧場の関係者・馬主・調教師・みんなに信頼されるような好かれるジョッキーになってほしい」
夢を叶え騎手として出走ゲートを飛び出した長谷川騎手と林騎手。
4月5日・12日にはそれぞれ念願の初勝利をあげました。2人の歩みは始まったばかりです。
【長谷川蓮騎手】
「厩務員・調教師・馬主、みんなの思いを背負ってレースに向かうので1つでも上の着順を目指して全力で頑張りたい」
【林悠翔騎手】
「たくさん乗せてもらって、たくさん勝って、多くの人から必要とされる騎手になりたい」
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