番組情報ドキュメント九州
伝統を舁く
2016/08/20 (土) 放送
毎年7月に行われる博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」775年続く奉納神事です。7つの「流(ながれ)」と呼ばれるグループが、重さ約1トンの「舁き山」をそれぞれかつぎ、博多の街を駆け巡ります。福岡市の中でも博多地区のお祭りとして知られる行事ですが、地元の人口が減少傾向にある最近では、地元以外の参加者の割合も増えてきています。
7つの「流」のひとつ、「西流」の構成町のひとつ、冷泉町一区もそのひとつです。参加者約70人のうち、町内に住む参加者は一割ちょっと。町内会長にあたる「町総代」の西村秀夫さんは「地元以外の人間が一生懸命に頑張ってくれれば、山笠は成り立つ」と話します。
番組では町内の若手リーダー格の青年と、初めて参加する外国人男性にスポットをあて、伝統の祭りを次の世代にどう継承していくのかを追いかけます。
【テレビ西日本制作】