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伝統の有田陶器市 今年はWeb版スタート【佐賀県有田町】
2020/04/29 (水) 18:58

新型コロナウイルスの影響で有田陶器市は延期となりましたが、インターネット上での有田陶器市が29日午前9時に始まりました。準備と初日の様子を取材しました。
例年4月29日から始まる有田陶器市。毎年100万人を超える人でにぎわい今年で117回目を迎えるはずでした。【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「有田焼のブランドが落ちるぞ、とこれを守るためにも我慢すべきだと断腸の思いで決めた」【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「今年のパンフレットの原稿、ゲラもう刷る寸前でストップ」戦時中・戦後の混乱期に6年間の中断はあったものの、長年続く有田陶器市史上延期は初めてです。
【有田陶器市委員会・深川祐次委員長】「ネット上の販売いわゆるWeb陶器市を開催することを企画しました」一方、有田町や有田商工会議所はファンの期待に応えようと、インターネット上での陶器市の開催を決定しました。町内およそ130の商社や窯元がそれぞれのサイトで春の新作や限定商品、それに限定福袋など1万種類を出品する予定です。さらに一店舗につき税込2000円以上の購入で送料は有田町が負担します。【焼き物ファン】「斬新なアイデアだと思う。ちょっと見てみる、良いのあったらポチっと」有田の観光情報を発信するSNSを見てみると…「目から鱗のすんばらしい企画。楽しみです。」「遠方に住んでいて参加したくてもできなかったので今回のWeb陶器市最高です!!」
商品の探し方は主に3つ。一つ目は「一覧から店舗名を探す」【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「絶対この店に行くんだ?とか?ここで絶対買い物するんだ?という人はそのお店を知っている」二つ目は「おすすめ商品で探す」【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「今年ははこれを買うんだ?皿なら皿とかイメージしながら来るお客さんもいる」三つ目は「地図上から店舗を探す」【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「どこのお店と決めていなくてもあっちに寄ったりこっちに寄ったり渡り歩きながらお店を見ながら行くお客さんもいる」買い物客のニーズにあわせ、自宅にいながら陶器市気分を味わえる仕組みとなっています。
【やきもの工房こすず・大島紀子さん】「挑戦できたことが一番よかったと思う。(自分たちだけじゃ)絶対してない(笑)」1953年、昭和28年創業有田町泉山にあるやきもの工房こすず。大島紀子さん松岡幸代さんの姉妹2人で構える工房です。箸置きやアクセサリーといった小物それに節句人形を中心に女性目線の商品を制作。姉妹二人三脚で型作りから絵付けまですべての工程を担っています。【やきもの工房こすず・松岡幸代さん】「陶器市のときだけがお客さんと実際に対話できるそれがなくなる、現金収入がなくなるのはどうしようというのが最初はあった」【やきもの工房こすず・大島紀子さん】「補助金をもらってどうにかじゃなくて、やっぱり自分たちで道を探さなくちゃいけないときなのかなって」今回は新作や限定商品などおよそ10種類の出品を考えているといいます。【有田商工会議所・坊所祐汰さん】「商品をどこから見たら一番いいか、そういう角度から写真を撮る」【大島紀子さん】「むずかしか緊張するっちゃんね」参加するおよそ130の店舗のうち3分の1にあたる45店舗は自社サイトを持っておらず今回新しくサイトを立ち上げます。【やきもの工房こすず・大島紀子さん】「長く続けていくつもりだったら自分たちで今やっておいた方がいいんじゃないかな」【やきもの工房こすず・松岡幸代さん】「2人だからできたかな」商工会議所はこのWeb有田陶器市を成功させようと、これまでに3度の説明会を開きサイトの作り方の指導など全面的に支援しています。
そして迎えた4月29日、Web有田陶器市の初日。【有田商工会議所・坊所祐汰さん】「心配で来ました」】商工会議所の担当者も様子を見に…「あと一分もあるとですね」開始まで落ち着かない2人。「はい、なりました9時完了ですか、パチパチ」30分ほど経過すると、売れました。【やきもの工房こすず・大島紀子さん】「30分も経たないうちに購入いただけたことが驚きとものすごくうれしかった」【やきもの工房こすず・松岡幸代さん】「有田に来てもらったような感覚でWeb陶器市をたくさんの人に見ていただいて有田を知ってもらえれば」Web有田陶器市はきょうから5月5日の午後5時まで、今年は自宅にいながらインターネット上でお気に入りの商品に出会ってみませんか。
例年4月29日から始まる有田陶器市。毎年100万人を超える人でにぎわい今年で117回目を迎えるはずでした。【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「有田焼のブランドが落ちるぞ、とこれを守るためにも我慢すべきだと断腸の思いで決めた」【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「今年のパンフレットの原稿、ゲラもう刷る寸前でストップ」戦時中・戦後の混乱期に6年間の中断はあったものの、長年続く有田陶器市史上延期は初めてです。
【有田陶器市委員会・深川祐次委員長】「ネット上の販売いわゆるWeb陶器市を開催することを企画しました」一方、有田町や有田商工会議所はファンの期待に応えようと、インターネット上での陶器市の開催を決定しました。町内およそ130の商社や窯元がそれぞれのサイトで春の新作や限定商品、それに限定福袋など1万種類を出品する予定です。さらに一店舗につき税込2000円以上の購入で送料は有田町が負担します。【焼き物ファン】「斬新なアイデアだと思う。ちょっと見てみる、良いのあったらポチっと」有田の観光情報を発信するSNSを見てみると…「目から鱗のすんばらしい企画。楽しみです。」「遠方に住んでいて参加したくてもできなかったので今回のWeb陶器市最高です!!」
商品の探し方は主に3つ。一つ目は「一覧から店舗名を探す」【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「絶対この店に行くんだ?とか?ここで絶対買い物するんだ?という人はそのお店を知っている」二つ目は「おすすめ商品で探す」【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「今年ははこれを買うんだ?皿なら皿とかイメージしながら来るお客さんもいる」三つ目は「地図上から店舗を探す」【有田陶器市委員会・川原耕洋事務局長】「どこのお店と決めていなくてもあっちに寄ったりこっちに寄ったり渡り歩きながらお店を見ながら行くお客さんもいる」買い物客のニーズにあわせ、自宅にいながら陶器市気分を味わえる仕組みとなっています。
【やきもの工房こすず・大島紀子さん】「挑戦できたことが一番よかったと思う。(自分たちだけじゃ)絶対してない(笑)」1953年、昭和28年創業有田町泉山にあるやきもの工房こすず。大島紀子さん松岡幸代さんの姉妹2人で構える工房です。箸置きやアクセサリーといった小物それに節句人形を中心に女性目線の商品を制作。姉妹二人三脚で型作りから絵付けまですべての工程を担っています。【やきもの工房こすず・松岡幸代さん】「陶器市のときだけがお客さんと実際に対話できるそれがなくなる、現金収入がなくなるのはどうしようというのが最初はあった」【やきもの工房こすず・大島紀子さん】「補助金をもらってどうにかじゃなくて、やっぱり自分たちで道を探さなくちゃいけないときなのかなって」今回は新作や限定商品などおよそ10種類の出品を考えているといいます。【有田商工会議所・坊所祐汰さん】「商品をどこから見たら一番いいか、そういう角度から写真を撮る」【大島紀子さん】「むずかしか緊張するっちゃんね」参加するおよそ130の店舗のうち3分の1にあたる45店舗は自社サイトを持っておらず今回新しくサイトを立ち上げます。【やきもの工房こすず・大島紀子さん】「長く続けていくつもりだったら自分たちで今やっておいた方がいいんじゃないかな」【やきもの工房こすず・松岡幸代さん】「2人だからできたかな」商工会議所はこのWeb有田陶器市を成功させようと、これまでに3度の説明会を開きサイトの作り方の指導など全面的に支援しています。
そして迎えた4月29日、Web有田陶器市の初日。【有田商工会議所・坊所祐汰さん】「心配で来ました」】商工会議所の担当者も様子を見に…「あと一分もあるとですね」開始まで落ち着かない2人。「はい、なりました9時完了ですか、パチパチ」30分ほど経過すると、売れました。【やきもの工房こすず・大島紀子さん】「30分も経たないうちに購入いただけたことが驚きとものすごくうれしかった」【やきもの工房こすず・松岡幸代さん】「有田に来てもらったような感覚でWeb陶器市をたくさんの人に見ていただいて有田を知ってもらえれば」Web有田陶器市はきょうから5月5日の午後5時まで、今年は自宅にいながらインターネット上でお気に入りの商品に出会ってみませんか。
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