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“ダンプカー運行経路”自治体と九州防衛局が初会合し意見交換 土砂の採取現場の様子は…【佐賀県】

2023/06/28 (水) 18:14

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佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画に伴う駐屯地の建設工事をめぐり、九州防衛局は28日県や佐賀市のほか土砂を運ぶダンプカーの運行経路に入る4つの市を集めた意見交換会を開きました。

意見交換会は九州防衛局が初めて開いたもので、県や県警、佐賀市のほか土砂の運搬経路となる唐津市、神埼市、小城市、多久市が参加しました。
この中で、自治体からは夜間や軟弱地盤におけるダンプカーの運搬ルートや各地域でのイベント開催時の配慮といった意見が出されたということです。

【九州防衛局 日下良太調達部長】
「有意義な意見交換だったと認識しておりますので、引き続き、そういった地元の自治体からの意見も踏まえて私どももしっかり検討していきたい」

【川野優也アナウンサー】
「神埼市脊振町です。奥に見えるのが駐屯地予定地に運ぶための土砂の採取場所です。いま緑のダンプカーに土砂が積み込まれています」

6月19日から始まった土砂の運搬。
現在は朝8時半から午後6時半まで、神埼市、佐賀市、唐津市の合計4カ所から運んでいます。

【川野優也アナウンサー】
「ダンプカーがはかりに乗って土砂の計量に入っています。これはおそらく土砂の量が規定より多かったために土砂の量を減らす作業をしています」

九州防衛局は、午後6時半以降の“夜”の運搬について、8月14日からは午後10時まで、10月14日からは午前6時まで行い、最大で1日のべ610台のダンプカーを運行する計画です。

【橋爪和泉アナウンサー】
「工事開始から2週間余り経ち、空港西側の土地にはフェンスが取り付けられています。そしていま奥ではダンプカーが土を運び込んでいます」

徐々に本格化する駐屯地の建設工事。
九州防衛局は再来年の6月末までにオスプレイ17機を配備するための“最低限必要な工事”を終わらせるものの、駐屯地全体の完成時期は未定としています。
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