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「心撃ち抜かれたものあった」有田町で秋の有田陶磁器まつり 約180店参加

2023/11/23 (木) 16:48

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焼き物のまち・有田町で毎年恒例の「秋の有田陶磁器まつり」が開かれ、祝日の23日、多くの人でにぎわいました。

【客のやりとり】「えーかわいい、いいね」

有田町で開かれている「秋の有田陶磁器まつり」春の陶器市とは趣を変え、晩秋の有田をゆっくり散策しながら焼き物の魅力を感じてもらおうと毎年開かれています。

今年は窯元や商社などおよそ180店が参加していて、県内外から多くの焼き物ファンが訪れ、お気に入りの品を選んでいました。

【福岡県から】「東京の子供たちにお茶碗を探しにきた。すごくバリエーションが多くて素敵なものがたくさんあります」「心が撃ち抜かれたものがあってもう購入してしまいました」

会場で楽しめるのは“焼き物”だけではありません。こちらは、いま見ごろを迎えている樹齢およそ1000年の大公孫樹です。鮮やかな黄色に色づき、イベントに彩りを添えています。

【橋爪和泉】「秋の陶磁器まつりに合わせてここ、泉山磁石場も一般公開されています。この場所で見られるのはこの期間限定だということです」

こちらは日本の磁器発祥の地とされる泉山磁石場です。およそ400年前、磁器の原料「陶石」が見つかり日本で初めて磁器の大量生産に成功したと言われていて国の史跡にも指定されています。

訪れた人は普段、間近で見られない岩肌を観察したり写真を撮ったりして有田焼の歴史に思いを馳せていました。

【福岡県から】「昔の人はすごい。手堀りでね。今だったら機械があるからそんなにないけど、手掘りだからね、どうやって上まで運んだんだろう」「石を触ってきました!下に落ちていた石を(笑)」

【有田観光協会岩崎信介さん】「器選びはもちろん、ゆっくりのんびりとまち歩きを楽しんでもらいながら買い物をしてもらうのがコンセプト。家族や友達を誘ってお越しいただければ」

秋の有田陶磁器まつりは今月26日まで開かれていて、期間中はおよそ16万人の人出を見込んでいるということです。

※岩崎さんの「さき」はたつざき
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